ありがとう

新年度である4月がスタートして一週間が経ち、先月の東日本大震災より1カ月が経とうとしています。埼玉県の学校は今日が入学式のところが多いようです。被災者の方の中には大変だった受験が終わり、さあ4月からは高校生だ!「東京の大学へいって一人暮らしをしよう!」と希望に胸を膨らませていた方もいらっしゃったでしょう。それを思うと本当に残念でなりません。でも、そのような状態なのに現地を取材したテレビを見ていると、笑顔で被災地の復興をしようと頑張っている人がいます。本当は心底悲しいのに・・・日頃の自分たちの悩みがとてもちっぽけに思えてくる。被災者の方から「力」をもらっている。逆の立場なのに・・・救援物資を運んだドライバーの話でも、被災者が「遠くからありがとう」と言ってくれます。と、被災者から「生きる力」をもらって帰って来ます。「届けたもの」≦「戴いたもの」となっているのでしょう。